理解するためにアウトプットをしろ!
お疲れ様です。
最近、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』という本を読みまして、
”理解の仕方”の概念が変わったので、今日はそれをシェアしたいと思います。
作者は『嫌われる勇気』の著者の古賀史健さん。
本の帯に、古賀史健さん”もうひとつのベストセラー”と書かれていましたが、たしかにおもしろかったです。
で、”理解の仕方”の概念が変わったとは、どういうことかというと、
古賀さん曰く、”理解をしてから書くのではなく”、”理解をするために書く”ということをしたほうがいいと言っております。
僕の今までの概念は理解をしていなければアウトプット(話したり、書いたり)できない、という考えで、
だからこそ、必死に人の話を聞いたり質問をしたりしなきゃいけないと思っておりました。
でも、そうでないと著者は言っており、読み進めていくと、たしかにと思うことがありました。
ここで皆さんにも一度してもらいたいのですが、例えば人から聞いたことを誰かに話すときに、いきなり誰かに伝えるのと、一旦誰かに伝える練習をしたり、紙に書き出してから、伝えるようにすると、前者より後者の方が、よりわかりやすく伝えられる可能性が上がるはずです。
これは、外から仕入れた情報を、外に出す(アウトプット、主に書く)ことにより、情報を可視化できるからです。
情報を可視化することにより、頭の中だけでは気づけなかった、情報の真意(例えば話し手の言いたいこと)を確認できたり、実際に聞いていたけど、忘れかけていた情報を引き出すことができます。
また書いてみると、これなんだっけ?? ということも出てくるので、
こういうものが出てきたら、後で調べたりすればいいわけです。
結果として、アウトプットすることにより、頭の中だけではできなかった情報の整理ができ、理解がより深まるというわけです。
本文の中に
”人は解を得るために書くのだし解をわからないから書くのだ”
”考えるために書きなさい”
というお話があり、ブログを書いている自分としては、よくよく考えてみれば、たしかになと、素晴らしい発見ができるものでしたので、
是非読んでみてくだい。とてもためになります。
おわり