"転職の思考法"を読んで
お疲れ様です。
久しぶりにブログ書きます。
最近読んで面白かったので、是非紹介したい本があります。
"転職の思考法"
電子版でも出ているので、是非購入をオススメします。
内容は、転職の考え方から始まり人生の選択肢について書かれています。
繰り返しになりますが、非常に面白く、内容がとても濃いため、この本の感想は複数回に渡って伝えていきたいと思います。
今回は、その第一回目。
テーマは、選択肢の重要性、的な感じでいきたいと思います。
本書の中で、会社に依存する人の特徴が描かれています。
一言で言うと、保守的で、会社の利益を犠牲にしてでも自分の立場を守ろうとする人。
本の中の設定としては、とある企業の部長職についていて、架空売り上げを計上をしてまで出世レースに勝ち抜いた人。
企業に勤めていると、不正はしていないまでも、保守的な人で自分の立場を守ることに必死な人っていると思います。
でもなんで必死にしがみつくのか?
養わなければいけない人たちがいる、自分が食べていくため、というのがだいたいの答えかと思います。
それはそうですよね。お金もらえなくなったら困りますよね普通。
こういう人は今いる組織を追い出されると大なり小なり困るわけです。
だから組織にしがみつかざるを得ない。
会社員の目的はあくまで利益に貢献すること。
そして役職とは会社に利益貢献するために与えられたポジションであり手段。
でもこの部長職の人がしていることは、損失を出してまで、自分のポジションを守っている。
つまり手段と目的が逆転している。
今いる場所がすべてだと思い込む、
要するに選択肢がないことから起こる矛盾。
言い方は悪いですが、
世間一般で社畜と呼ばれている人やブラック企業にも当てはまる部分がありますよね。
選択肢がないからそこにいるしかない。
企業は、そこを逆手にとり無理なことを押し付ける。
社員はそれを受け入れざるを得ない。ここで社畜が生まれる。
さらにブラック企業と呼ばれるものが作られていく。
でもこのとき、他でも働く場所があったら?
もし仮に、その組織以外の選択肢もあったらどうでしょう?
心を壊しそうになるまで、精神が病むまでそこにいるでしょうか?
そして、転職=悪、ではなく、転職=善だとしたら.....
選択肢が多さが、心のゆとりを生み、心のゆとりが間違いではない判断を生み、間違いではない判断の積み重ねが社会の豊かさを生む。
そんな気がしました。
僕は選択肢を持つことの重要性を、本書を読んで痛感しました。
じゃあ、選択肢を持つにしても、それはスキルをもった人にしかできないよね?
と思う人が大多数だと思います。
次回はそこについて触れていきたいと思います。
それでは今日はこのへんで失礼します。
次回もよろしくお願いします。