お金があっても幸せにはならない。という仮説。
お疲れ様です。
とある方のブログを読み、今回は一番話たくない自分の過去の話をします。
現在、不動産の管理関係の仕事をしておりますが、以前は管理ではなく営業の部署で仕事をしておりました。
不動産の営業を経験された方は、ある程度理解をしてもらえると思いますが、上下関係が厳しく、営業成績を上げられなければ、休みもとらせてもらえない環境でした。
自分は全然成績が上がらなかったので、休みなく出社をし、毎日上司の叱責を受け、時には殴られ、最悪な時には、胸ぐらを掴まれ振り回されワイシャツがビリビリに破けるというような始末でした。
当然、毎日が憂鬱で楽しいことなどひとつもありませんでした。
そんな中、唯一の気晴らしが遊びでした。
遊びというのは、風俗、ガールズバー、キャバクラ。
これらの単語を並べて思いましたが、もう最悪ですね....
ようは、女の子と遊ぶことで気分を紛らわせていました。
ただ、営業成績が上がっていないので、当然歩合はなく、給料も低いです。
でもどうしても女の子の前になると見栄を張りたいのが男。
ここでとうとう自分の人生を狂わせることに手を出します。
キャッシングとクレジットカードです。
最初はクレジットカードだけだったのですが、それだけでは飽き足らず、
キャッシングにまで手を出しました。
心の中では、キャッシングすることで自分を追い込んで必ず営業で成績を出してやろうと思っていました。
ただ、この時は自分でも自分のことを理解していませんでした。
ぼくは、とことん自分に甘く、追い込まれても大して行動しない人間だったのです...
自分でも自分がガッカリです...
その中でも自分の状況を打開しようと努力しましたが、結果的に営業では結果を出せず、部署異動となり、今の管理の仕事をしています。
残ったのは、自分の許容範囲を超える借金だけ。
一人暮らしをしていたということもあり、
お金に余裕がなく、あえなく債務整理という道を選びました。
この中で、色んなことを学びました。
そのうちの一つが、お金を持っていても決して幸せではないということ。
クレジットとキャッシングをしてつかったお金ではありましたが、実際にはお金があったのと一緒だったと解釈をしています。
あのときは、仕事に行き詰まり、未来が見えず、それを紛らわすために、お金を使っていました。
結局、お金があったとしても、それを何に使うのか、何のために使うのかということを履き違えると時には取り返しのつかないことになります。
お金はないといけないものかもしれませんが、たくさんあったとしても決してそれは人を幸せにしません。
話は少し変わりますが、今ぼくは仕事をしていてどこか違和感を感じています。
それは生活のためにやりたくないことをしている感覚です。
".生活のためだから仕方ないや"
多くの人がこう思っていると思います。
例えば、こういう人がある時に大金を手に入れたとします。
その人は、何につかうかというと、おそらく散財するだけだと思います。(もちろんそういう人だけではないと思いますが)
逆に、自分の仕事やプライベートが充実している人、例えば経営者だったり、何か事業をしている。複業で自分のやりたいことができている人であれば、有効にお金を活用すると思います。そういう人は自分の将来のビジョンがある程度見えているから。
環境は変わっても、その人自身が変わらなければ意味がないのです。
お金に執着したところで、お金は人を幸せにはしてくれない。
お金は自分の時間や資源を効率よくしてくれる手段。
自分の幸せは、今何をして、そこに充実感があるかどうかだけ。
今やってることが嫌で、お金あったらやめたいと思っている人は、お金をもっても幸せになると考えないでほしいです。
説得力ないですが(笑)
ぼくは今、生活が非常に苦しい中、人生を充実させるために様々なことに挑戦をしています。
例えば以前の記事で書きましたが、一般社団法人ALS協会の会員になり、少しでもいいから病気と闘っている人の力になっていきたいと考えています。
また、最近はプログラミングにも挑戦してます。ぼくは文系なのですが、以外と0から1を生み出すことは面白いと気づきました。
あとは、このブログ。
まだまだ、人生の試行錯誤の連続ですが、様々なことに挑戦をして、充実した毎日を送っていきます。
また自分と似たような境遇の方の力に少しでもなりたいと思う今日この頃。